HRT(ホルモン補充療法)
エストロゲンを補充するHRT(ホルモン補充療法)
ここでは、最新のHRT(ホルモン補充療法)にスポットをあててみます。
そもそも更年期にあらわれるさまざまな不快な症状は、卵巣機能の低下によって女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少することが原因となっています。
その急激な女性ホルモンの低下が、更年期女性の体にとって大きなストレスとなっているわけです。
原因が女性ホルモンであるエストロゲンの減少なのだから、体外からその女性ホルモンを補充して、その変化に体が無理なくついていけるようにするのが、HRT(ホルモン補充療法)です。
HRTホルモン補充療法の普及は
欧米ではHRTホルモン補充療法は、最も有効な治療法として主流となっていますが、日本での普及率はあまりあがっていません。
その理由として、ホルモンという言葉に対して独特の価値観が邪魔をしているように思われます。
どうしても副作用が怖いという先入観が、日本人にはあるようです。
けれども、どんな薬にも、副作用はあるものです。
先入観や、価値観だけで拒絶するより、まずはHRTを正しく知ることが大事ではないでしょうか?
正しく知り、理解し、長所と短所を自分なりに会得し、その上で取り入れるのかどうかを判断されることをお勧めします。
HRT(ホルモン補充療法)のメリット
HRT(ホルモン補充療法)は更年期症状の原因となるエストロゲン減少という症状を補う療法です。
これを「原因療法」といいます。
症状の原因に向かって治療をするわけですから、その効果は抜群です。
更年期独特の自律神経失調症に目を見張る効果を発揮する。
短期間で効果があらわれる。
3ヶ月あまりの治療で約8割の人に効果があるという報告があります。
心が明るくなる。
女性ホルモンのエストロゲンには、気分を朗らかに明るくするという作用があります。
アンチエイジング効果
エストロゲンの補充によって、肌の水分保持量やコラーゲンが増え、若々しさを保つ効果があります。
もともとHRTはピルを常用している女性が若々しいことに目を付けた事から生まれた療法です。
ピルにはもちろん女性ホルモンであるエストロゲンが含まれています。
今や日本では、更年期障害の治療のためにというよりも、
アンチエイジング効果を期待してHRTを希望する女性が多くなっているのは間違いないです。
ですが、更年期障害であると認定されなければ、保険外での治療になりますので要注意ですね。